地元が郡山でヨークベニマルには幼い頃から親しんできた。グロサリー部門で経験を積み、2018年にマネジャーに。2019年に異動してきた新小原田店は5つ目の店舗となる。
お菓子やカップ麺などの加工食品、お米、酒類、さらにはシャンプーや洗剤、文房具、ペットフードといった住居用品など、グロサリーは分野が幅広く商品が数多いというのが特徴です。私は現在、新小原田店のグロサリー部門のマネジャーを務めています。入社以来ずっと住居用品を担当。この1年ほどは、マネージャーとして幅広い知識を身につけるため、新たに加工食品にも携わるようになりました。
品出しや棚の整理など1日の中で売場にいる時間が多いのも、グロサリー部門の特徴でしょう。お客様と接する機会も多く、商品の場所を聞かれて売場をご案内したり、そんな毎日のやりとりもこの仕事の楽しさの一つです。さりげない会話の中から商品構成や売場づくりのヒントを見つけたりしています。
ここ新小原田店は住宅地の中にある中型店。客層はファミリー層が多く、近所に幼稚園があり子どもの姿も多いので、加工食品でも住居用品でもそんな特色を意識した品揃えに力を入れています。
売場で小さな催しを行ったとき、思いのほか売れた加工食品がありました。そこで私のアイデアで、目立つ棚にその商品をクローズアップしたコーナーを設置したところ、狙いが的中して売上アップ。実はこの商品、手軽な割に美味しくて、私自身も大好きだったのです。そればかりでなく、利益率が高いことも注目した大きなポイント。売上や利益といった部門全体の数字を管理していくことは、マネジャーに任せられた大きな責任なのです。
商品の発注などについても、経験豊富なメンバーさんに相談しながら最終的には自分の判断で行っています。経験の少ない加工食品についてはまだ迷うこともあり、同じ郡山ゾーンの他店のマネジャーに相談したりしています。みんな親身になって応えてくれて、とても頼りになる先輩たちです。
商品の基礎知識にはじまり、発注、売場づくり、お客様の対応……。振り返ると、これまで経験してきた各店のマネジャーをいつもお手本にしながら成長してきたように思います。季節がひと回りすればお店や商圏への理解も深まります。そろそろこのお店のグロサリー売場に、マネジャーとしての私なりの個性を発揮させていきたいと考えています。
お店には必ず始業タイムの30分前に来て、駐車場に駐めたクルマの中で自分だけの時間を過ごしています。好きな音楽を聴いたり、前日にやりとりしたSNSの返事を書いたり……。ゆっくりくつろぎながら、今日の仕事に向けて少しずつ気分を高めていくのです。これが私の大切なルーティン。それからもう一つ、家に帰ってから味わうビールタイムも貴重な癒しの時間ですね。